温帯スイレンの栽培と管理                 コレー園芸
ハスとは違い、睡蓮鉢に直接土を入れ植えるのではなく、植木鉢に植えてから睡蓮鉢に
沈めます。

(ボウフラ対策にメダカを入れて楽しみます)

植え付けは3月下旬から
鉢は一般には、素焼浅鉢を使用します
小型種は4号鉢・中型種は7号鉢・大型種及び根茎が長く伸びる種には10号鉢をおすすめします。
当園では鉢底に穴の無いプラスチックのタライを使用しています。
直径24cmと40cmのプラスチックタライ
苗の入手及び株分け苗(根は全て切り捨てる)
鉢の底に肥料少々入れ、入手容易な赤玉土(小粒)で植え込みます。
新芽の伸びる前方を出来るだけ空けておきます。
小さいい粒は化成肥料 成長点は必ず土から出して植えつけます
当園では田土を使用
睡蓮鉢に静に沈め、後でメダカを入れ完了です。
必ず日当たり(半日以上)の良い場所で、水が減ったら随時足します。
5月頃より新葉が威勢良く展開し、蕾も見えて来ます。
追肥は5~9月毎月一回、少しづつ施肥(土の中に埋める)して下さい。
10月になりますと、開花も終わり、追肥止めです。
11月~3月の浮き葉の無い時期も、水は絶対切らさないで下さい。
温帯睡蓮は、水面が凍結しても、鉢土が凍らなければ差支えございません。
大型種は一年間で40cmのプラスチックタライいっぱいになり変形しています。
(写真は植え替え見本で10月の状態です)
翌年の3月に根茎を堀上げ株分けし、新しい培養土で植え戻します。
出来るだけ、毎年植え替えますと、花付きが良くなります。
(写真は植え替え見本で10月の状態です)
増えて凄いことになっています、ナイフで切断 8株に増えました(根は全て切り捨てる)
③を参考に植え替えて下さい。